ええか、わかったな! そう言って乱暴に扉を閉めてロッカールームから出て行った謙司の後姿を、俺はただ呆然と眺めていた。 振り返りざまに見た、照れたような怒ったような、複雑な表情。 ええ友達もったな、としみじみと思って、それから優姫ちゃんの病気を知って初めて心からほっとできた気がした。 謙司と俺、優姫ちゃん。 3人で、病気と闘っていく。