「こっから俺の駅行って
真帆帰ろうとすると
すごい微妙な時間だけど…
うちでご飯食べてけば?」


「悪いよ…」


「ええから。お前の家がよければ
おれんちは大丈夫」


「誰か居るの?」


「弟たちと母さんだけだと思う。
父さんはまだ病院に居るから」


お父さん,入院してるのかな…?


「あ,医者だからな」


あたしを察したのかそう付け足した。


なんとなく隼翔と一緒に
居たかったから

「じゃあ甘えていい?」

とだけ言って
お邪魔することにした。


それからすぐ,
電車に乗って30分の道のりを
戻った。