「俺は真帆が好き。
真帆の気持ちが聞きたい」



そういった隼翔の瞳は
優しくて,
それでも強くて…。




不良組から助けてくれたときも,
それをみんなに
言わないでくれたときも,
駅まで送ってくれた時も
優しく包み込んでくれるような
隼翔の存在が
あたしにはとっても大きかった。


月曜に菜緒に言われて
ずっと隼翔のことを考えてた。


1週間,悩みぬいた結果。

あたしはひとつの答えを見つけた。



「あたしも,
初めて会ったときから
隼翔のことが好き」