夏休みが明ける。

時間は待ってくれない。

いくらあたしと隼翔に
隙間ができようとしても
時間は待ってくれない。



今のあたしと隼翔の状態を
知ってる、

陽吾、蓮、悠、
菜緒、大輝…。

みんな隼翔を支えてる。

あたしもみんなに
支えられてる。


すっかり気持ちが沈んでる
あたしに、
メールや電話をくれる。

「大丈夫だから」


って安心する言葉を添えて。