―――6日目
今日も朝から行くか。優汐来るかな‥‥‥。
「諒って最近朝から行くね??どしたの?」
「やめろよタバコ‥‥‥。」
叔母は、帰りの自分ん家が遠いと俺ん家で勝手に寝て勝手に帰る。
「んでよ〜。ケチくさい男だね諒は。小さい男は嫌われるよ!!」
「それ彪流にも言われたし。」
「アハハハ!!彪流かぁ!!久しぶりだわ〜会いたい〜。っつか会わせろよ。」
「だからタバコ。」
「チっ。」
灰皿を差し出したら、叔母は仕方なさ気にタバコを押し付けた。
「会わせろよ?」
「はいはい。」
めんどくせぇ女だな。
叔母はなんの仕事してるかは知らない歳も知らない。
だが、派手なキラキラしたトップスに、短いパンツを穿いて、長いロング丈のブーツを履いてる。
いくつなんだ‥‥‥。
若作りの為の服か‥‥‥。
キャバではないと思うが。
「ってか時間良いのかよ梨華。」
「あ?今何時よ。つか梨華って呼ぶんじゃなくて、りぃちゃんって呼んでっつってんじゃん!?」
「7時30分だけど。」
りぃちゃんなんて呼べるかよ‥‥‥。
ふざけんなクソばばぁ。