「加奈…。どうしたらいいかな?」




加奈は、私をまっすぐ見た。




「話し合ってきなよ。」




「でも…」




「別れたとき、ちゃんと2人で話し合ってないじゃん。この際、ちゃんとしてきなよ。」




真剣に話を聞いてくれて、答えてくれた。




すごくうれしかった。




「ありがとう!私がんばってくる!」




そう言って私はすぐ健太郎にメールをした。