あたしは 近くを 見回した。 『あの人… ぽくない? ちょっとキミ! あの人?』 『…っ 理香子…!!』 『間違いない? じゃあ行くよ』 『あの…』 さっきの男が あたし似の 同姓同名に 声をかけた。 『え? まさか… 貴くん?』 『そうだよ! 内山 貴史 -ウチヤマ タカシ- だよ!! よかった… ずっと探してたよ 理香子…』 『貴くん… ごめんね 親の転勤で…… 貴くんに言ったら 寂しく なっちゃう から……』 『いいよ。 会えてよかった』