「遠慮しときます。甘かった、よ。」 「遠慮なんかしなくていいのにー。ん?キスが?」 そうおどけて言う圭ちゃん。 「チョコが。」 「俺のキスは?」 恥ずかしくって感想なんか言えるわけないじゃん! 「知らないっ。」 「ははっ。りぃはへたくそだな。」 当たり前だっ。 「初めてなんだからしょーがないでしょっ。」 「じゃあ、教えてやるよ。りぃにだけ。」 かっこいい笑顔で微笑む圭ちゃん。 やっぱり圭ちゃんが、すき。 そう思って、私も微笑み返した。