「おー、佐久!」 ったく、誰だよ。 「隆太かよ」 「なんだよ!かよって…さみしーな。」 そう言って、俺に抱きついてきた。 隆太は昔からの…ダチ。 いちおーイイ奴だし。 「なぁ、『運命の桜の木』って知ってるか?」 「なんだソレ」 “運命” とか、なんてベタなんだ。 てか、そーゆーの信じないし。 「『運命の桜の木』ってのは〜【そこで2人きりで会った男女は、運命の相手】ってゆージンクスがある木。」 「ふーん」 てきとーにかわす会話。 なんだよ“運命”って…