裏庭に着き、私は鞄の中から弁当を取り出した…



あぁ…私はどこに行っても孤独だな…



「いつまでも 続けと願っても
僕の人生は終わりがあるんだ



今と向き合う意味を
声をからし 叫ぶんだ


僕らの生きていく世界は
歪みがある 何もかも踏みにじられる…それでも…」



ガシャガシャ-

…?

「みぃ~つけた☆」

「やっぱり…あの歌声は…」



…はぁ~今日は厄介日だ…


「先輩方…何か用ですか?」

「あんた…変わりな…」


「…意味が分かりません」


「その眼やめな…」



…何でそんな事言われなきゃいけない…何がわかる?



「ウチらで変えてあげる☆」

「世の中そんなに捨てたもんじゃないっすよ?」



「…教室に戻ります」