翌朝。


お父さんより、早く起きてチョコを可愛い?箱に入れてリボンを巻いて…お父さんが起きてくるのを待った。


しばらくして、やつれたように見えるお父さんがやって来た。


うしろに隠しておいたチョコをお父さんに渡した。


「その…あの、これ」


「え…!?」


すると、チョコを受け取ったお父さんは急にうずくまった。


え、何?どうしたの?


「大丈夫?」


「き、嫌われてるのかと…思って…」


別に嫌ってないけど。

好きって聞かれたら、その中間?って答えるけどね。