「んっ・・・・」 寝返りと同時に寝息が途切れた 「ごめん、起こしちゃった?」 慎司は少しだけ瞼を持ち上げ 焦点の定まらない眼で私を見た 「ん〜別に・・・・」 小さな声でムニャムニャ言ってるようだけど 何を言ってるのか! サッパリ聞き取れない 言葉を聞き取ろうと思い 耳を寄せると 「ヒャッ!」 耳を甘噛されビックリした声を上げた