面倒臭がりな私は誰かにお尻を叩かれないと重い腰を上げない





一緒に暮らし始めた頃


私が仕事から帰って来る時間には慎司は部屋に居た



数日経ったある日

仕事を終えスーパーで買い物をして帰って来た私は

部屋に慎司が居ない事が分かると

スーパーで買った食材達は冷蔵庫へ終い

冷凍庫に入っていた白ご飯をレンジでチンしてお茶漬けにして食べた



それが、その日のマイディナー



私が寝る支度を整え、ベッドでテレビを見てたら慎司が帰って来た


開口一番に「腹減った」

そして「飯は?」って聞いてきた



私は少し驚き「えっ!?ないよ」って答えた


返答を聞いて、慎司も同様に「マジでっ!?」ってガックリしてた