「・・・亜沙美?」



くわえ煙草をした慎司が

両腕を広げ私を呼んだ



胡座を組んだ上に座り

慎司の胸に頭をもたれると

壊れ物に触れるように

優しく頭を撫でてくれる







久しぶりに安らぎを感じた





私は眼を閉じ

慎司の匂いに包まれ

くつろいでると




「なあ、亜沙美?」


「んっ?」






「・・・・エッチしよっか」