「はぁ〜・・・」 深い深呼吸を1つして 後頭部をシートにもたれた 眼を閉じると 目の前がグルグル回っている気がして 平行感覚が可笑しくなりそうだ このまま眠ってしまいた 暖まった車内に居心地を覚えた頃 「お客様、着きましたよ」 無愛想な運転手さんが到着を告げた 支払いを済ませ玄関を開けると 部屋の中はシーンとしていた