「天野君のことが好きだから」 吐きだすかのように言った言葉。 彼の顔を見るのが怖くて、目を閉じた。 「ずっと、このバス停で、天野君が私の右隣にきたときからずっと気になってて……いつから好きだとか言えないけど、気づいたら好きで……天野君の名前を知って、遊んだりして、もっと好きになって……私、好きなんです」 言ってることがめちゃくちゃだ。 ただ思ったことを口に出すだけだった。 天野君は何も言わない。 どんな顔をしているのか怖くて、目を開けれないし顔を上げられない。