2日後、突然里美ちゃんが家にきた。

 玄関先に立っていた里美ちゃんはすでに泣いていた。

 唇を噛み締めて、目を真っ赤にした里美ちゃんは、私の顔を見るなり、ぐしゃっと顔を崩した。

 そのとき、私の誤解を確信した。