ー教室に戻って、由奈に話した。

「…それってさぁ?やきもちじゃん?」
やきもち~…?

「だって、連絡欲しかったんでしょー?紗羽好きなんじゃん☆」

「…そんなことないってー…」

由奈に好きと言われて、認めてない私。
「ねぇ、なんで認めないの?好きって」
「だってさ?絶対好きにならないって言っちゃったしー…」
「そんなこと、もういいの!!紗羽っ、この機会を逃しちゃだめっ」

「機会ってー…」

「ねっ、メールしてみなよ♪『今日どおしたのぉ?』って」
「えっ?いいよぉ~…」

でも由奈は、私のケータイを取りメールし始めた。

「由奈っー…」

「はいっ☆頑張ってね♪」

…って言われてもー…