Milky Way

ある日の放課後。

シンから一通のメールが届いた。


【―ちょっと遅くなるかも。ごめん。待ってて?―】

(了解♪っと。)


そのメールの後、高校の敷地内にある図書館へと向かった。

高校の校舎とは繋がっているものの、規模が通常の教室とは異なり過ぎるため、私達は【図書室】ではなく【図書館】と呼んでいる。

図書館は体育館のように渡り廊下を通っていくひとつの建物になっていた。


(本返さなくちゃ)


持ってきていた本を返却カウンターへ持っていき、再び新しい本を探した。

読書は私の趣味の一環だから、よくここへは来るの。


図書館の奥は人気が全くと言って良い程ない。

図書を探しながらチラっと開いていた窓の外を見た。


(あ…)