パパが帰ってきた後、シンと3人で夕飯を食べた。
「パパ、友達のシンだよ。」
「いつも琴がお世話になってます。仲良くしてやってね。」
「はい、こちらこそ。」
パパは何も知らずに笑顔で答える。
私が友達を連れてくることも珍しければ、パパに紹介することなんて片手で数えられるくらい。
だからパパは嬉しいんだと思う。
一方で私は自分で言った【友達】という言葉に胸が痛くなった。
女同士の私たちはどう見ても【恋人】には見えない。
私は一生パパに言えないのかな。
「シンは私の恋人です」って。
胸を張って言える日は一生来ないのかもしれない。
それでも今はいいや。
だって大好きな2人が笑ってるから。
私はそれでいい。
「パパ、友達のシンだよ。」
「いつも琴がお世話になってます。仲良くしてやってね。」
「はい、こちらこそ。」
パパは何も知らずに笑顔で答える。
私が友達を連れてくることも珍しければ、パパに紹介することなんて片手で数えられるくらい。
だからパパは嬉しいんだと思う。
一方で私は自分で言った【友達】という言葉に胸が痛くなった。
女同士の私たちはどう見ても【恋人】には見えない。
私は一生パパに言えないのかな。
「シンは私の恋人です」って。
胸を張って言える日は一生来ないのかもしれない。
それでも今はいいや。
だって大好きな2人が笑ってるから。
私はそれでいい。
