『羽島先輩のこと。』
「え…」
このタイミングでショウゴの口からシンの話が出ると思わなかった。
自分以外の人間からシンのことが話に出ると胸の奥底がギュッって締め付けられる。
『琴、探してるんだろ?アンナからちょいちょい聞いてる。』
「…うん。」
そう頷くので精一杯。
これ以上喋ったら泣いていることがショウゴに気付かれてしまう。
『上手くいってないって聞いて…心配で…』
ショウゴが電話してきてくれたのはきっとこっちの心配だったんだね。
相変わらず優し過ぎる彼。
「…っ、優しくしないでよ…」
私の口からは八つ当たりの言葉。
でも震えた声。
ショウゴには泣いてること、気付かれてしまったと思う。
『…。優しくするに決まってるだろ。琴は俺にとって大事な友達だから。』
「……。」
(お願い、優しくしないで…私、これ以上甘えちゃダメなの。弱い私でいてはダメなのに…っ!)
『琴、俺聞くから。俺のこと友達だって思ってるなら話して。』
(そんな言い方ずるいよ…)
心の中で思っていても口から出る言葉は違うの。
ゆっくり呟くように発してしまった私の言の葉。
「もう…会えないの?」
『どうして?』
ショウゴの穏やかな声色はずるい。
「え…」
このタイミングでショウゴの口からシンの話が出ると思わなかった。
自分以外の人間からシンのことが話に出ると胸の奥底がギュッって締め付けられる。
『琴、探してるんだろ?アンナからちょいちょい聞いてる。』
「…うん。」
そう頷くので精一杯。
これ以上喋ったら泣いていることがショウゴに気付かれてしまう。
『上手くいってないって聞いて…心配で…』
ショウゴが電話してきてくれたのはきっとこっちの心配だったんだね。
相変わらず優し過ぎる彼。
「…っ、優しくしないでよ…」
私の口からは八つ当たりの言葉。
でも震えた声。
ショウゴには泣いてること、気付かれてしまったと思う。
『…。優しくするに決まってるだろ。琴は俺にとって大事な友達だから。』
「……。」
(お願い、優しくしないで…私、これ以上甘えちゃダメなの。弱い私でいてはダメなのに…っ!)
『琴、俺聞くから。俺のこと友達だって思ってるなら話して。』
(そんな言い方ずるいよ…)
心の中で思っていても口から出る言葉は違うの。
ゆっくり呟くように発してしまった私の言の葉。
「もう…会えないの?」
『どうして?』
ショウゴの穏やかな声色はずるい。
