「女の琴が、女の羽島先輩を好きになったっていいんだ。絶対にいいんだよ。性別なんかのせいでお互いの幸せを犠牲にしてほしくない。誰が何と言おうといいんだよ?」
「…っ、…うん!」
私が力強く頷くとショウゴは安心したように一息吐き私の頭を撫でていた手をポンポンと叩き、離した。
「さて!そろそろ寝るか!」
彼はごろんと私のベッドに寝転がる。
「琴、おいで。今日くらいは同じベッドで寝てもいいだろ?…何もしないから」
「うん…ショウゴ、ありがとう。」
「うん…」
小さい返事が聞こえた。
その日、ベッドに入った私に彼は何もしなかった。
ただ私を胸に抱きお互いに最後の温もりを感じただけ。
(ショウゴ…私、確かにあなたのこと好きだったよ。例えシンを見ていたとしても、いつもじゃない。ショウゴを思うことだっていっぱいあったし、あなたの姿を見て確かに高鳴った胸の鼓動だってある。あなたは違うと言っても…私、確かにあなたに恋をしていたと思うの。)
目を閉じると夢の中へと誘っていった。
「…っ、…うん!」
私が力強く頷くとショウゴは安心したように一息吐き私の頭を撫でていた手をポンポンと叩き、離した。
「さて!そろそろ寝るか!」
彼はごろんと私のベッドに寝転がる。
「琴、おいで。今日くらいは同じベッドで寝てもいいだろ?…何もしないから」
「うん…ショウゴ、ありがとう。」
「うん…」
小さい返事が聞こえた。
その日、ベッドに入った私に彼は何もしなかった。
ただ私を胸に抱きお互いに最後の温もりを感じただけ。
(ショウゴ…私、確かにあなたのこと好きだったよ。例えシンを見ていたとしても、いつもじゃない。ショウゴを思うことだっていっぱいあったし、あなたの姿を見て確かに高鳴った胸の鼓動だってある。あなたは違うと言っても…私、確かにあなたに恋をしていたと思うの。)
目を閉じると夢の中へと誘っていった。
