王子の甘いささやき…






「えっと……いきなり?」






「は?」







私の言葉に驚く彼








すると






ぷっと笑いあたしに問い掛けた







「なに?もしかして桃菜期待してた?」







「なっ……!!///////」







ククク………



私の反応に笑い出す彼







「いくら俺でも病人相手にさからないから、安心して」







そういって
ぽんぽんっと私の頭を撫でる







「ひとまずここで寝てろ?下で薬と体温計探してくる」







「え!大丈………」








私が大丈夫と言い終わる前に湊海は部屋を出ていってしまった