「何考えてんだ?」






なんで困ってんだよ………






まさか…





嫌な妄想が駆け巡る







「……言えよ」







イライラしていた俺はそのまま近くの壁に桃菜を押し付ける







俺の普段は出さないトーンの声に
またびっくりした様子の桃菜




よほど怖かったのか、弱々しくこう言った





「だ、ダイエットしてたの………」







予想外の言葉に俺は呆然としてしまった






「は?…ダイエット?」







すると桃菜は泣きながらこう言った