「クスッ……今日から君は俺のものだょ」





「え!?ちょ…ちょっと待って!?」





それだけ言って彼は教室から出て行った






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 ̄ ̄ ̄ ̄





あの後私は急いで家に帰り
部屋でさっきあった事を考えている






「あの人は誰なの……?」



なんだかもやもやする……





記憶を辿ってみても
やっぱり彼の事など知らない





とても綺麗な顔立ち





あんな男の子は初めて見た






なのに向こうはあたしの事を知っていた……






まだ
唇に残るあの感覚に
うっとりしてしまう……





「私のファーストキスだったのに………/////」






この時から
私はすっかり彼に恋してしまったんだ…