̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄放課後



優以にさっきの事を話して先に帰ってもらうことにした





帰り際、優以が頑張って!と背中をおしてくれた




今から告白でもするのかというくらい
私の胸はドキドキしている







誰もいない屋上





夕焼けの空を見ながら
一人成田君を待つ私







次第に緊張がほぐれ
心を落ち着けるため背伸びしていると





ガチャ………






「天野さん…?」







声がする方を振り返る







「あっ、成田君!ごめんねいきなり呼び出して」





「別に気にしないで、俺も嬉しかったし」

ニコッ





ドキッ………
え?嬉しかったってどういうことかな……?






「…で、話って何?」