桜色の恋

『車出して―――――――――――――――――!!』

なんて叫びながら部屋を出て...

「さゆり様」『遅刻!!!!!』

あっ!あの女なんか言いたそうだった!!

なんて思い出してる内に人が段々集まってきて...

「ちょっと見ろよ!あの車凄くね?」

「だよな!誰のかなぁ?」

そうそう!誰のでしょう!!

「颯汰さんの家じゃねー?アイツ金持ちなんだろ?」

そう!颯ちゃんの!私には、関係ない!

「でも何で三輪の春海とさゆりまで居る?もしかしてあの二人までお金持ち!?」

私じゃな――――――――――――――――――――――い!

「はぁ...たっく。仕方ねーな!おい家まで送ってやるぜ??さゆり。」

颯ちゃんナイス!

マジでナイスフォローだよ!