「わかってるって! 慎一学校に行こッ!!」 私は慎一の手を 引っ張ってリビングを出た。 「じゃあ、 行ってきます。」 慎一はお父さんと お母さんに言った。 「いってらっしゃい。 夏美のこと よろしくね。」 私達は家をでた。