「慎一、ごめんね。」


私は慎一に謝った。


「いいって。

そろそろ行くかっ!!」


「うん。」


私たちが

家を出ようとしたときー…


「二人ともちょっと待って!

はい、これ」


お母さんから

封筒を渡された。