「夏美ー…

私たちはずっと一緒だよね…」


綾奈は泣きながら

私に抱き着いてきた。


「はいはい。

一緒に決まってるじゃん。」


今日は大学の卒業式なんだ。


私と綾奈と裕也くんは

見事に地元の大学に

受かったんだ。