「俺たち別れようか…」 えっ!? 「なん…で…」 「俺、一週間後 アメリカに行くんだよ… 親父の後を継ぐ為に…」 「そんな…嘘だよね…」 私は涙が止まらなかった。 「嘘じゃない。 本当にごめん」 観覧車の中で 慎一は私を抱き締めた。