いよいよ

デート当日になった。


「じゃあ、行ってくるね。」


私は仕事の準備している

お父さんとお母さんに言った。

「ちょっと待って!!

二人とも今日は
帰って来なくてもいいよ…
これ、ホテル代。

慎一くん、頼んだよ。」