あー…だめだ、気になる。 さっきの勇二の寂しそうな顔が頭から離れない。 やっぱ私悪いことしちゃったかな…? なんか部活行きづらいなー。 そう思いながらも部室に向かう。 推薦なんだから頑張らないとだしね! って、あ。 「勇二」 私の声に気付いて丁度更衣室から出てきた勇二がこちらを振り向いた。 うわあ…なんか気まずい… 声に出して呼んでしまったのを少し後悔する。