「なぁ~ごめんってばぁ~」



そう言いながら、ベッドに寝ころんで、甘えてきた。




そして、私の頭をなでてきた…。
というか……





ぐしゃぐしゃにしてきたぁ~!!




「………仕方ないから…ゆるすもん……」



「マジ?良かった…」







こころの底から、ほっとしたように見えた。






なんか……




期待しちゃうじゃん…。






「ねぇ…これからも、王子って呼んで?」






おっきい目で、上目遣いで言ってきた……。


圭斗兄……。それ反則。

どうしよう……


たまんなく可愛い……






「え~…。やだよぉ……。」



「え~。よんでよ~。」






「ばか~」





圭斗兄ってこんなキャラなんだ……。









可愛いなぁ…。