「ちょっとあんた。 何やってんのよ。 この子はあんた みたいなん興味ないの。 離してやってくれる?」 マヤが冷たい目で 怖い人を睨みつける。 「おっ友達も美人さんじゃん」 チャラ男がニヤリと笑う。 「たける!まじで遊びに行くか!?」 たけると呼ばれた怖い人はマヤの肩に手を置いた。 「おぉ行こーぜ。 なぁ美人さん、今から楽しいことしちゃおうぜ」 「はぁ!?あんた何言ってんの!?」 マヤが顔をしかめたその瞬間、 甘い声があたしたちに降りかかった。