彼は働く生徒会長!!



「あいつが生徒会長に
なった時は本当に驚いたわ。
それからはちょっと落ち着いたわね。
きっと生徒会長の仕事が
忙しすぎて暴れるに
暴れられなかったのよ。
あたしが知ってるのは
それくらいかなぁ」


「そっか…教えてくれてありがとう」


「いいってことよ」


マヤがそう言うと
ちょうどチャイムが鳴った。


それと同時に先生が
入ってきて授業が始まった。


あたしは先生の話を
聞かずに城之内くんの
ことをずっと考えていた。


城之内くん…あんなに優しいのにみんなに怖がられてかわいそうだな…。


それから胸のもやもやは
おさまらなかった。