彼は働く生徒会長!!



苺川は自分の肩を抱きかかえ、その場にうずくまっていた。


「おいっ!大丈夫か!?」


俺は慌てて苺川にかけよる。


近づいてみると、苺川が小さく震えていることに気づいた。


どうしたらいいのかわからず、俺はその場に突っ立っているだけだった。


「ごめん…。あたし…雷…無理なの…」


その声はか細く、震えていた。


俺はただ君の不安がった顔が見たくなくて、苺川を後ろから抱きしめた。


「…大丈夫か??
俺にできることあるか??」


「ん…ずっとそのままでいて?」