「もしもし〜。あっ愛!!
うん、…うん。俺も愛のこと好き〜。
うん、わかった。うん、今行くよ。
愛大好きっじゃあね♪」
そう言って祐介はにやけながら携帯を閉じた。
「お前…うざい」
「まぁまぁ。自分に彼女できないからってそんなこと言わないのっ。
じゃあごめん。
俺愛に呼ばれてるから行くわ」
「あ…そう」
「俺しか友達いないからってそんな寂しい顔すんなって。
ごめんなぁ〜」
祐介が嬉しそうに俺の頭をグシャっとなでた。
「やめろっ!!お前なんていなくても寂しくねーよ!!」
「みるくちゃんに恋しちゃったから??」


