「俺のこと、特別扱いしてほしかったわけじゃないのに皆俺のことクロって呼ぶから。
俺の存在を認めてもらってないような気がして、俺だけ置いていかれたような気がして。
だから、離れた。自分から。
離れたって何も変わらないこと、最初から気づいてた。
でも、誰かに気づいてほしかった・・・なのに、余計周りは離れていくから・・・」
最後のほうはうまく言葉にならなかった。
ただ、松下の暖かさが愛しくて抱きしめた。
「お前がいなかったら、俺は何にも出来なくて、本当の自分と向き合うことなんて出来なかった。誰にも今の気持ちを訴えられなかった。ずっと・・・あのままだった。ありがと。」
恥ずかしくなって、最後はずごく小さな声で言った。
俺の言葉に松下は1回頷いた。
俺の存在を認めてもらってないような気がして、俺だけ置いていかれたような気がして。
だから、離れた。自分から。
離れたって何も変わらないこと、最初から気づいてた。
でも、誰かに気づいてほしかった・・・なのに、余計周りは離れていくから・・・」
最後のほうはうまく言葉にならなかった。
ただ、松下の暖かさが愛しくて抱きしめた。
「お前がいなかったら、俺は何にも出来なくて、本当の自分と向き合うことなんて出来なかった。誰にも今の気持ちを訴えられなかった。ずっと・・・あのままだった。ありがと。」
恥ずかしくなって、最後はずごく小さな声で言った。
俺の言葉に松下は1回頷いた。


