『はい。だけど…』

続きを慎重に話そうとした。

『大丈夫だよ!!お店にばれたらやばいんでしょ?
これ、はい!!』

名前と番号が書かれた小さな紙だった。

『終わったら連絡して。』


名前は佐藤。

普通の名前だった。

佐藤さんはチェックをして
お店をでる。

ただ…
あたしは佐藤さんの事で
頭がいっぱいになっていた―