あー、力抜けた。 あたし、何しゃべったんだろう。 なんかすんごいめちゃくちゃなこと言ったような気がする。 でも、それがあたしが言いたかった事なんだからいいや。 悔いは無い。 あたしは板林を見た。 どうだ、対戦相手としては文句ない演説だろ。 板林はクセなのかマイクに口を近づけて言った。 「僕の名前は板垣です。」 …………………あ、そうっスか。