それから数日後、蘭から連絡があった。
「今さっき信也が僕んちに来た。
すごい怪我を負っているんだ。
今すぐ来れる?」
私はすぐに彼の元に駆け付けた。
久しぶりに入る蘭の部屋。
それは子どもの頃とがらりと変わっていて
整理整頓されてなんだか居心地が悪かった。
そんな事はどうでもよくて、信也は蘭のベッドで寝かされていた。
顔には殴られたようなアザが出来ていて体はボロボロだった。
「ここに来た時は意識が朦朧としてて、さっき眠ったところだよ。」
蘭はそう言いながら黒いマイクロチップのような物を私に差し出した。



