着いたのはユキナから教えてもらった風俗店。
昼までは普通のバーらしいが夜になると風俗店にもなるらしい。
「なんでユキナちゃんはそんなこと知っているんだ?」
「確かに…」
なぜここまで知っているんだ?
板垣の噂も教えてくれたのはユキナだ。
そういう事にあまり興味がないユキナが
板垣をあそこまで毛嫌いするって事は板垣と知り合いなのか?
「まさか…」
あたしは思った事を振り払うように首を振った。
まさか―
ユキナが板垣に引っかかった前例なはずないよね…?
「誰か入って行くぞ」
あたしらは壁に隠れ、風俗店の入り口を見る。
板垣が女を勧誘してきたのかと思ったが、違った。
一人の男が中に入っていく。



