でも信也はさっき立ちすくんでいた。 もしかして蘭が? 信也より体格が細い蘭が助けてくれたの? まさかね…。 重力を感じた時には意識が朦朧としていた。 「あ…あぁ…」 信也の震える声が聞こえる。 やっぱり信也? だけど 「何やってんだよ!!!」 上から聞こえた叱り付ける声は確かに蘭の声だった。