その時はあまり興味がなくて自分の釣竿も蘭にあげた。 というか押し付けた。 そして、高学年になって 「良いもの見つけたよ」 と蘭が持ってきたので、懐かしい気持ちとして遊び始めた。 因みにご察しのように地面にほうっとかれた釣竿はあたしが作ったので、 あたしが持つほうが蘭が作ったもの。 この製作者の話はあたしのプライド保護のため今でも信也には話していない。 あたしは仕方なくお姉ちゃんとして釣竿をかした。 信也は目を輝かせて釣竿を持つ。 が、信也が強く釣竿を奪ったせいで釣竿が折れてしまった。