「邪魔だ!!失せろ!!」
あたしは板垣に怒鳴った。
板垣は怯えながら教室から逃げて行く。
教室では男子とあたしだけ。
フッ、タイマンってことか☆
「久しぶりだな」
彼が笑う。
「決着、これでつけようか」
前にも彼とはタイマンをした事がある。
一回ではない、何度もだ。
毎回、邪魔が入り、勝負は先送りされていた。
それが今、決着をつけようとしている。
彼は試合開始の合図のように発狂しながら
あたしに机を放り投げた。
あたしはよけると机の脚が頬をかすり、鈍痛を感じる。
「てめぇ!」
あたしは彼に回し蹴りを食らわせた。
彼はもろにそれを受けるが、よろめくだけ。
やはり、昔とは力量が違いすぎるのか…。
いや、弱気になるな!アンドーナッツ!!



