【脱】男子敵対復讐令!




あたしは腕を組み考えながら

生徒会室へ向かう。



私を憎む者…。


それって表面的には一人しか浮かばないんだよねー。


だけど証拠がないまま

犯人だと決めつけるわけにもいかないし…。



他に犯人候補はいないかと重たい気持ちのまま

生徒会室のドアを開けた。



ガサゴソッッ―


席に座る副会長が物凄い早さで何かを手で隠した。



そこから見える赤色の紙。



確信犯か。



私はため息まじりに会長の席に座った。



「そこの席は貴方のような人が座るべき席ではありません…」


思い立ったのか副会長は自ら白状する。



「麗高の会長にふさわしいのは正木先輩です!!!!」



―そう思うのは
あんただけじゃないよ。



あたしだって…


「仕方ないよ」


「そんな言葉では納得できません!!

…なんで貴方が…」


吐き捨てるように言う彼女を見ていられなかった。


なんで私が生徒会長になったのか…