相変わらずあたしを見もせず
返事だけして出ていった。


「いってらっしゃーい...。」



どうしたものか。
なんで蓮兄はあんなんだろう。



あたし...
何も...してないしっ!!!


「べーだ!!」


考えれば考えるほど
蓮兄の態度に苛立って

あたしは誰もいないドアに向かって
舌を出した。


~・~・~・~・~・~・~・~・~・




っということで久しぶりの一人。


部屋の静かさが
さらに寂しさを増していく。