無法地帯の君

高原は、ゆっくりと立ち上がった。

「変態の変態やってさ。
言うこと聞かんかったら殴られるし蹴られる。

母親が、おるときは殴ったりせんかったけど…バイブ突っ込まれてた」

震える声に深呼吸をした。

「1日中、犯されて学校行けん日が続いたり、ダルくて学校で寝てたら、あっという間に問題児扱いになってしもたわ…」

高原はそれでも、視線を合わさず、ぽつりぽつりと、続ける。