無法地帯の君

高原は大きく瞳を見開いていた。

「高原みたいな奴、苦手やし関わらんタイプやった。
けど、お前と話てるうちに楽しいし、もっと話したくなんねん。

どんな形やろうと、お前の隣にずっとおりたい」

藤原は今にも泣きそうな顔をしている。

そっと優しく抱き締めてくれた。

「何があってん!言えや!言うてくれや…」

優しいお前を、こんなうちから解放してやろう。

お前は、こんなうちを好きや言うた事を後悔するやろうな。

「…藤原…ありがとう」